今自分が一番欲している栄養を補給せよ。

玉ねぎが食べたい時は玉ねぎを食べるし、ゴーヤの苦さが欲しい時はゴーヤを食べる。それと同じでこの本が読みたい時はこの本を読むし、あっちの本が読みたい時はあっちの本を読むように、人はその時に自分の体が今一番欲している栄養を補おうとする。

 

 

 

 

 

それは食べ物の栄養もそうだし、本の知識もそう、それらに限らず、ボキャブラリー溢れるドラマを見たい時は心の元気が足りない時。僕たちは学校で先生に「一度始めたらこれを最後まで絶対にやらなくちゃいけない」みたいな強制を強いられてきた。

 

 

 

 

その結果、大人になった今でも一冊の本を最後まで読まなくちゃいけない!みたいな無意味な責任感や、つまらない漫画もせっかく買ったから最後まで読まなくちゃいけない!みたいな、もったいない責任感などにより、最後までそれらの義務感をまっとうしようとした結果、目の前のことが楽しくなくなってしまって、結局一日の充実度が下がってしまう。

 

 

 

 

ではなくて「飽きたらやめればいい」と思う。結局つまらないと感じる理由は、自分が目の前のことを「今欲していない」から、そういう「飽き」という現象が起きてしまうんだ。

 

 

 

 

成功した人たちは口々に「自分が楽しいと思える好きなことをやりましょう」と言っている。

それなのにつまらないことを最後までやらなくちゃいけない風習が大人になった今でも根強く残っているため、その風習が今でも僕たち大人を苦しめている。

 

 

 

一度、本を開いてみて少し読んでみても、つまらないのなら、さっさと次の興味が湧いた本に手を出すべきだ。本に限らず映画もドラマも漫画もみんな同じ。自分が今欲しているものは一体なんなんだろうか?それは知識か?心の元気なのか?それとも悲しみなのだろうか?

 

 

 

自分が人生に対して何を望んで求めた結果目の前のものを手に取ったんだろうか?自分が取った目の前のものは自分にどんな栄養を与えてくれるのだろうか?それを行って自分はどんな栄養を補給できたのだろうか?

 

 

みなさんが今一番欲している心の栄養はどんな栄養ですか?