ありのままの素直な自分で生き続ける大切さ。

今は31歳。そして23歳の頃の自分は素直だけが取り柄な人間だった。けれど歳を取るにつれ、人から馬鹿にされたり、からかわれたりしたせいで、自分に素直でいることができなくなった。大した人間でもないのに、無理な見栄をはる習慣ができてしまって、そんな習慣ができてから本当の自分を見失い、今の自分の現状が見えなくなり、いつしか現実と向き合えなくなっていた。

 

 

当時、嘘をつけない性格の自分は、人に見栄を張り、馬鹿にされるのが怖くて嘘を付き続けていくたびに自分を見失い、体から子供の頃から体内に存在していた素直できれいな心が消えていくのが、人に嘘を付く度に感じ取れたのを今でもハッキリ覚えている。そういった心の叫びを無視し見栄を張り続けた結果、気づいたら自分が自分じゃなくなっていた。見栄やプライドや、人の視線を気にした行動など、それらは全てその場では人から馬鹿にされずに済むけれど、じわじわと自分の体をむしばんでいく。

 

 

 

自分がいつも惹かれる人間は、素直にキラキラと輝きながら生きている人たちだ、しかし自分の生き方はそんな素敵な人たちをも遠ざけてしまうことに気づいた。いつも自分が好きになる人間は、格好悪いありのままの自分をさらけ出している人。スポンジ・ボブなんて自分をさらけ出している典型的な人だ。これからは人に馬鹿にされてもいいから、できるかぎりありのままの自分で生きていきたい、格好悪くても心が軽かった昔の自分を取り戻したい。絶対に取り戻す。